「ふぁ~・・・」


「みく寝不足?」


机に頭をつけてあくびをする私にちかが言った。


「んん・・・」


昨日の高田のぬくもりが忘れられないバカな私。


「ああ!みくぅ」


「ああ?」


いきなり高い声になるちかにいきなり叩かれる。


ちかの目線をたどると・・・





やっぱり。



高田がいた。


すぐに目が合った。


私は睨んで顔をふせる。


「えぇ、あいちゃんと話してるぅ・・・」


あいちゃんとは、クラスの子。


また女の子おとしてるのかな・・・ばかみたい。




そう思っていると、


「みくみちゃぁん・・・」


名前を呼ばれて顔を上げるとあいちゃんがいた。


「・・・何?」


一応作り笑い。