「…水嶋龍也だ」


怜哉と真弥は視線が合ったがすぐにそらした。そして真弥がさらに聞いた


「水嶋龍也とは…あの水嶋組の息子ではないのですか?」


社長と恭介は眉間にシワを寄せた


「知らなかったんだ。表の水嶋コーポレーションの仕事は知っていた。しかし、裏の仕事…水嶋組とは知らなかった」


社長と恭介は弟の隆二を睨んだ