「真弥…話しさせて」


真弥の後ろから小さな声で瑠衣が言い、恭介の前まで歩いた

「恭介お兄ちゃん…」


「お兄ちゃんって呼んでくれるんだ。ありがと瑠衣」


「お兄ちゃん…ごめんね」


「なんで瑠衣が謝るの?俺達が悪かったし…瑠衣、これからも俺にとってずっと妹だと思ってる。幸せになりな」


「…お兄ちゃん」