「お疲れ様です」


西條社長の言葉に真弥がおじゃましますと一言だけ言って屋敷の中に入った


二階に上がり白い扉を開けて中にはいると


あの時と変わらない部屋が目の前にあった


瑠衣は無言で机の中の大事なもの、化粧道具など小さなダンボール一つにまとめ

後…幼い頃から持っていたテディベアを抱いた