「紅聖さん、大事にしますね」


紅聖は瑠衣の頭をクシャッと撫でて


「瑠衣ちゃんの他に家族しか知らないから、もし携帯なくしても気にしなくて良いからね」


紅聖はプライベートの事は一切他人には言わない


だから瑠衣に番号を教えるなんてあり得ないことだった