「ああ、こいつとは長い付き合いだ」


「真弥、こいつって…」


真弥は話しながらも前の男を睨みつけて

その男は気にせずに怜哉を見つめた


「怜哉、こんな奴はほっといて今日あっちに行くんだろ?」

「…はい、何故その話を…」


真弥の後ろにいた瑠衣は唖然とした


あの怜哉が前の男に頭を下げて敬語で話しをしているから
誰なのか気になっていた