瑠衣は電話の相手は真弥だと思っていたが


怜哉だった


(…)


(瑠衣、部屋に来て。話ししたい)


(…怜哉)


瑠衣は声を聞いただけで涙が溢れてきた

(瑠衣、わかっているから)


(うん)


携帯を千明に渡して泣きじゃくってしまった