瑠衣は先ほどの真弥の表情で自分は怜哉の側には居てはいけないんだと思っていた


「瑠衣、それは違うよ。詳しくは本人から話すと思うけど、真弥は瑠衣にここにいて欲しいと思っている。そして…瑠衣は西條グループではなくて葛城財団の人間なんだよ」


微笑んだ怜哉を驚いて見つめた


「怜哉…本当に?」

「あぁ、詳しくは明日真弥に聞いてごらん」