「ねぇ、王子!」


「王子はやだな!権勢でいいよ」


「け…権勢」

うわっドキドキする~
「なに?萌ちゃん」

名前…覚えててくれた!


「権勢は、彼女の事好き?」



私は恐る恐る聞いてみた
聞いてもいいか迷ったけど...







「何言ってんの?そんなの当たり前だよ?」

「だっ…だよね~!」


聞かなきゃ良かった~(涙)。

私のバカ~
自分で凹ませてどうすんのよ!

それにしても、王子に愛されるなんて羨ましいな...

王子が幸せなら私はこのままでもいいや!
こうやってたまに二人で会って話せるだけで幸せかもね!

本気でそう思えた


もちろん王子の事は大好きだけどね!