「あのっ!私、授業サボって…屋上に」

「そっか、良かったらおいでよ」



そう言って王子は私においでおいでをした

行っても..いいの?ハシゴを登って王子の側に座った



「本当はここ、俺の秘密の場所だったんだ」


優しい笑顔で王子が話した
もう……心臓がヤバい


「すみません、知らなくて」

「いいよ、俺が鍵閉め忘れたんだから」


そう言ってジャラっと鍵を見せた



「それって……」


「屋上の合鍵だよ。秘密だよ!」



どうやら勝手に作ったらしい