圭「…まあ、お前の言いたいこともわからんでもない。」
沈黙を打ち破ったのは、いつもチャラチャラしている感じの富内圭。
静「そうだね
確かにそうゆう不満を持つのはわかる。」
そしてそれに同意したのは可愛い雰囲気の静巻隼人。
京「でも、それを遥にあたるのは100%間違いだな。」
携帯を閉じ、空野京介は俺を見つめた。
武「この部活で一番苦労してんのはアイツ。
それをなんで余計においこむかなあお前は…!」
いかにもスポーツ男児の男、真崎武瑠。
拓「そう…最低…だね」
不思議な雰囲気をまとっている橋田拓也。
舞「遥先輩はきっと何回も頭下げたと思います。
もしかしたら泣いていたかもしれないです。」
ちょっと見た目派手な菊池舞桜。
美「そうっす。
私たちの知ってる先輩はそうゆう人っす。
まっすぐで、嘘つけなくて、我慢して。
そうゆう人なんすよ」
結んでいた髪の毛を解き、また結びなおす文川美穂。
絢「……過去、のこと。
先輩は、一番苦労してます」
いつも無口な竹内絢斗。
木「過去…?」
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