2人(主にあたしだけ
)で悩んでると、るいの携帯が鳴りだした。






『・・・げ』





携帯のディスプレイを見てうんざりしてる。




『ごめん、香月今日は帰るわ』






るいに緊急の用事ができたらしく、


運転手が迎えに来て慌ただしく帰っていった。





『……あたしも帰るか』





一人残されたあたしも



モヤモヤを抱えたまま帰ることにした。