るいは
くすぶってるあたしの背中を押してくれた。



そうだ。



逃げてても、潤也は手に入らない。



それどころか



誰かに持ってかれてしまうかもしれない。




何もしないで後悔するより


何かをしないと。





踏み出さないと始まらない。