もしかして…




先輩は俺が香月の事好きだってことに気づいてるのか…?




朝血相変えて俺を呼びに来てくれたり


香月の現状が気になってしょうがない俺に


情報を得ようと動いてくれているし…。





『おっと…』




先生を追いかけてた先輩が急に校舎の陰に隠れた。




『わ…どうしたんですか?』




『しっ!!黙って聞いてろ』




聞く…?




俺も先輩と同じ様にそっと校舎の陰から顔を出すと、





保健室の先生と担任の先生が話していた。