―――ある日。



いつもの様にコンビニへ
弁当を買いに行っていた。



歩いてる途中で突然、



高校生3人組に囲まれた。





そう、あたしはカツアゲの餌食になった。





いくらあたしが空手をやっていても高校生と、


小学校卒業したばかりのあたしとでは


体格差がありすぎる。




それに相手は3人。



逃げ出すのも

抵抗するのも


到底ムリだとわかっていた。





あたしは、人目のつかない所に連れていかれた。





誰も助けてはくれないだろう…。




あたしはもう、諦めていた。



高校生の1人が

あたしの鞄に手をかけた時だった・・・―――――。






『う…!!』





―――ドサッ





目の前にいた高校生が倒れた。