香月はきょとんとして周りを見渡していた。




『な…何事?』



香月はまだ状況を把握出来てないらしく


みんなの喜び様に驚いていた。




そして、号泣中の妹が香月に駆け寄り



『かっ香月ちゃ…ん、ご、ごめんねえ――』



と、必死に謝っていた。



さっきまでピリピリしてたるいも、

香月が無事目覚めた事で、いつもの冷静さを取り戻していた。