『香月っ!!』



!!!



俺はるいの悲痛な叫び声で我に返った。



一目散に香月に駆け寄り香月の名を叫んだが、反応はない。



『香月!香月!!』


るいは必死に香月の名を叫び続けている。



助けてもらった妹はただただその場に座り込み、震えていた。




そうしてる間に救急車が到着した。




すぐさま
るいと俺が同行し、
病院へ向かった。