『はぁ――…』



あたしは、夕飯の支度をしながら大きなため息をついた。




いい加減学校行かなきゃな…




テストだって受けそびれたし…




それに……



潤也から



ずっと逃げてる訳にはいかないし…。




佳菜だって心配してるだろうし。




だけど、



佳菜と潤也が一緒に居るところを




まだ見れない。




見たくない。




出来ればずっと…




見たくない。