『はよ…』



起きてきた香月は、まだ寝ぼけてて


俺の異変に気づく気配もない。





『ふわぁ…
あ――飯作んなきゃ…』




あくびをしながら香月は

夕食の支度を始めた。




食事全般は香月の仕事。



他の風呂掃除や



洗濯物や布団干し


ゴミ捨てや


部屋の掃除は



俺、雪、圭で分担している。