もしかして…ヤキモチ妬いてくれた…?



なぁんてことはないか…



あたしをこんなに胸キュンさせて…




罪作りな男…





初めての感情。



胸がこんなに締め付けられるなんて思わなかった。




苦しいのに嫌じゃない。



…でも…


嫌じゃないのに痛い。




それでも、その痛みを上回る程、ときめいてしまう。




潤也だけにしかならないこの胸の高鳴り。




いとおしいこの気持ち。



もぅ少しこのままでいさせて…



せめて…まだ、あたしが告げるまで…



誰のものにもならないで…―――――