部長の肩によだれ垂らさなかったかな…

なんて思ってると




『香月、行くよ?』



潤也が話しかけてきた。


手にはあたしの荷物。



そおいや、潤也に預けっぱなしだったな。



潤也にお礼を言いつつ荷物を受け取ると、潤也が顔を近づけてきた。




『…!?なっ何!?』



動揺するあたしをヨソに潤也は、じぃっと見つめてくる。



ち…近い…