あー暑い…


やっぱマネージャー引き受けたの間違いだったか…



お目当ての潤也は佳菜がピッタリマークしちゃってるし




余計暑いっての!!!



多少暑さにヤられてイライラしてると、バスが到着した。




『香月、大丈夫か?バス来たから中で涼むぞ』



潤也が声をかけてくれた。



そして、あたしを立ち上がらせると、あたしの分の荷物まで持ってバスに乗った。



潤也…やっぱいい男だわぁ…



バスに入ると、もうほとんどメンバーは揃っていた。



『香月さん、おはよう』


千里がにこやかに挨拶してきた。



『はよ、千里』


千里の横には佳菜が座っていた。



潤也の隣には行かないのか…



潤也を見ると、隣は既にチームメイトが座ってた。



あたしは、とりあえず空いてる席に座った。