――――トン・・・




誰かに肩が当たった。




『あ、ごめん』





その声がした方を見てびっくりした。





昨日の・・・!!


爽やかクンだ・・・!!




『あれ?昨日の…』




爽やかクンがあたしに気づいて話しかけてきてくれた。




と、同時に教師も入ってきた。





『雨宮香月~!!

お前は隣のクラスだろうが!!』




ちっ!クソ教師!!!

邪魔すんじゃねぇ!!!




ちらっと爽やかクンを見ると




『またね、雨宮さん』




そう言うと、

にっこり笑って自分の席へ行ってしまった。