『ちゃんと人の指示に従えよ』




瞬は、あたしの頭をポンっと叩いた。



『俺、校門で待っとくから』



瞬はそれだけ言うと保健室を出た。




『ホラ、佳菜着替えな』



『あ、うん。待たせちゃ悪いね』




佳菜は焦って着替えた。