『ごめん!お待たせ!』



あたしが保健室に着くと、佳菜がホッとした様に近づいてきた。




相当2人きりが気まずかったんだな…



『佳菜、これに着替えたら瞬に送ってもらって』




『えっ……!?』



佳菜が本気で驚いて目をデカくした。



『ね、瞬。よろしくね』




『あぁ。運転手呼んどく』




『か…香月ちゃんは…?』



佳菜がすがる様な目で訴えてきた。



『千里1人だから佳菜の代わりにマネージャーすることになった』




『えぇ!?香月ちゃんがっ!?』