タイミング良く瞬が入ってきた。



『おわっ!!早かったね!』


『…同じ校舎だしな』



とだけ言って怪我だらけの佳菜を見た。



『香月にヤられた?』


『え…?』


佳菜は瞬に話しかけられるとは思ってなかった様で驚いてる。



『違うよ。この子、あたしの妹なんだ』


『……妹……?…』


瞬はじっと佳菜を見てる。