ついさっき寝た気がするのにもう朝だ。





だるい。







学校休んで遊びにでも行こうかな……。





ベットの中でそんなことを考えていると、ドアをノックする音が聞こえた。





・・・コンコン・・・





『……はい?』





返事をするとドアを少し開けて佳菜が顔をのぞかせた。





『香月ちゃん、ゴハンだよ?』





あぁ、そっか。親が再婚したんだった。





『ん。着替えたら行く』




『わかった~』





――――パタン・・・




静かにドアが閉まる。





佳菜達は昨日から一緒に暮らし始めたんだったっけ……




正直めんどくさい。