話しが終わったのか、香月が手を振って見送っている。




話し相手は意外にも、“爽やかなスポーツマン”だった。




『珍しいね』



『おわっ!瞬!!』



ホントに珍しい…。



あと2、3時間の授業為にわざわざ学校に来る事も、

あんなタイプのヤツと喋る事…



そして、何より耳まで赤くなった顔が………――――