『・・・佳菜?』



『あ、ごめん!
私なら平気だから!』




どことなくひきつった顔で笑うと、

佳菜は自分の部屋に入って行った。







あたしはそんな佳菜の態度を気にすることもなく、



今日の帰りの出来事の余韻に浸っていた。