ため息をついて
容赦なくビンタをした
「あき〜いたい゛」
酔いがさめた彰が痛そうに顔をゆがめた
「だって酒臭いし抱きしめたから」
私は丸めがねを外した
「あきジュース飲む?」
私は彰がニコッと笑ったからキュンとした
「…あっうんありがと」
彰からコップに入った
黄色いジュースを貰った
―ゴクッ
「おいしい?」
彰がきいてきた
私は顔をしかめた
―――ビミョーな味