「俺さぁ……ずーっと昔からあゆのこと好きだったんだよね」



裕太はアタシの髪をいじりながら、アタシの耳に口を近づけて話し始めた



「なに……言ってるの?」



信じられない



だってアタシと裕太はただの幼なじみだもん……



「ほんと、あゆは鈍いよなぁ。まあそういうとこがかわいいんだけどさ」