光星と気持ちが通じ合ってから一週間が過ぎた 『光星くん』なんて呼び方はよそよそしいから呼び捨てで構わないっていわれて、そう呼んでいるけどまだちょっと照れくさい 美紀に話したら、自分のことのように喜んでくれた アタシはもう、幸せ過ぎて死んじゃいそうなんて思っているときだった―― 「あゆ――」 美紀は用事があって今日は別に帰っている 一人で歩いていると、停まっている車の中から声をかけられた