「アタシも……! アタシも光星くんと同じ!

ぶつかったあのときから、光星くんのことばっかり考えてて、ドキドキするのが止まらないの。

今もすごい……ドキドキしてる……ほら、触ってみて」



アタシはこのドキドキを光星くんに伝えたくて、光星くんの手をとって左胸に当てた



「アタシね、人を想ってドキドキするのって今までなかったから、どういうものかわからなかった。

こんなふうになったのは初めてなの……。光星くんだけなの」



「あゆ」



光星くんはまたアタシを引き寄せてキスをした