全力疾走なんてかなり久しぶり



裕太たちは後ろにいるのに、不思議と怖くはなかった



だってアタシの腕を掴む光星くんの大きな手が温かくて、不安なんか吹っ飛んじゃう




息を切らす頃には裕太たちは追って来なくなった