「うん、たしかに……

やっぱりお花を送っている人は、山内さんのことが好きなのかな?」



ということは美紀のライバルだ



美紀が興奮するのも無理はない



「好きなら好きってはっきり言えばいいのにな。

こんな気持ち悪いやり方しないで」



「光星くんははっきりしたいタイプなんだ?」



美紀が尋ねると、光星くんはまあね、と曖昧に返事をした