星待ち~ネガイをかけたエイエンのセツナ~

恋愛(その他)

ゆ  い/著
星待ち~ネガイをかけたエイエンのセツナ~
作品番号
252239
最終更新
2009/05/06
総文字数
13,890
ページ数
79ページ
ステータス
未完結
PV数
316
いいね数
0
あの日、アタシたちは暗闇のなかに立ち尽くして星が流れるのを待っていた


つないだ手のあたたかさだけが、ふたりのすべてだった


いまにも消えそうにまたたいているふたつ並んだ小さな星


そう――……あれはたしかに、アタシと光星(こうせい)だったんだ


夜はかならず明けて、星は見えなくなってしまう


はかないものほどキレイで、簡単に見失ったり壊れやすい――……


ねぇ、光星…… もしあのとき、流れ星を見つけられていたなら、アタシたちはずっと一緒にいられたのかな?


『好きなヒトとずっと一緒にいたい』


そんな当たり前の想いさえアタシたちには重すぎて、星に願わずにはいられなかった


これは、アタシと光星の星のようにはかなく切ない物語――……

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