ガララッ!!
といきなり扉が開いたかと思うと「きゃぁ!!」という声で女の子こけながら入ってきた。
教卓の前バタンッと倒れた。
「ちょーお。大丈夫?」
声をかけるとすくっと立ち上がった。
「きゃあ!!?もしかして…見られましたぁ…?」
うるっと涙ぐんだ目でこちらをみてきた。
うわぁーかわいー。モテそうな女の子。
「そんな…見たけどなんとも思ってないから大丈夫だよ!!それより怪我、してない?」
意外にも見た目クールな零が優しく声をかけた。
「は…ハイ!!大丈夫です!」彼女はぽぉぉと顔を赤く染めて会釈をした。
どーやら、クールかつ優しい零チャンに胸うたれたっぽい。