それを言うのはもちろん藤原君で、それにつられて女子を見る男子9割…
チラッと龍斗君の方を見るとすっごい不機嫌…
えっ??なんかした?または、なんかされた?
どした-??
気になる-…
帰りに聞こっと!
でも、もし私がなんかしてたとしたら、一緒に帰ってくれるかな??
不安…
-部活後-
校門の近くに龍斗君の姿発見!!
よかった-…
私は猛ダッシュで龍斗君のもとへ…
いつもなら、
「お疲れ」
って笑ってくれるのに、今日は、ただ手を差し出して、私が手を繋ぐとスタスタ先に行っちゃった…
やっぱり怒ってるよね?何で?
「どうしたの?なんか怒ってる?」
「…」
言ってくんなきゃわかんないじゃん…
なんか悲しくなった私は涙が溢れてきて、止まらなかった…
「え?泣きたいのはこっちなんだけど…」
「?」
「今日6時間目の後水遊びして帰ってきて、ほとんどの男子がお前のこと見てた…それが嫌だったの!!」