「今日は席替えをする!!どうやって決める??」


「自分達で決める!」


藤原君はいっつもみんなの気持ちをわかってくれるよね…


あぁ-!


龍斗君と隣の席になれるかな??


でも、後ろの方がいいかな??


隣だったら、寝顔とか横顔見れるからいぃんだけど、見つめてたらバレちゃうし…


後ろだったら寝顔とか横顔は見えないけど、穴があくほど見つめられる…


ん-


どぉしよう??


まだ、隣になれるって決まったわけでもないのに、自分の世界に入ってそんなことを考えていた。


「ん!凜っ!!」


「えっ?玲。何?ビックリした-」


「ビックリしたじゃないでしょ??さっきからずっと呼んでたのに…」


「ごめんね」


「もういぃよ。で、女子は2人一緒になれるらしいから、一緒になろうね。」


「うん!!男子はどうなるの??」


「男子は男子で組んで、それから男子と女子を合わすみたいだよ。」


「そぉなんだ…」