「そんなのやだ-(泣)」


「冗談だよ!松井が好きなのは凜だから誰にもなびかないよ。」


「…//」


「照れてる-!かわいぃ☆」


「もぉ!//」




それから、朝練を頑張って教室に玲と向かおうとして体育館の下駄箱に行くと、龍斗君が待っててくれてた!


「一緒に教室行こ?」


「えっ?うん!でも、「私だったらいぃよ。気にしないで」

って玲が言ってくれたから、龍斗君と手を繋いで教室に向かった。


「おはよ。」


そんな笑顔で言われたら、ただでさえうるさい心臓がさらに激しく鳴り出すよ…


「うんっ!おはよ☆」


だから、私も飛びっきりの笑顔で答えた。


「テンション高くない?なんか良いことあった?」


龍斗君と付き合えたからだよ。


龍斗君と手を繋いでるからだよ。


龍斗君が下駄箱で待っててくれてたからだよ。


私の中の良いことの大半は龍斗君の事だから…


恥ずかしくて口に出して言えないけど、気付いてね?