「凜-今日も朝練あるんでしょ?遅刻するよ-!」


「えっ?もうそんな時間?」


いつの間にか寝てたみたい…


それより早く準備しないと…








「行ってきま-す!!」


「行ってらっしゃい。気を付けてね!」


「はぁい!」


バタン!




急げ-!


ハァハァハァ…


「玲ごめん…」


「いぃよ。行こっか!」


「うん!」


「昨日電話してから何かあった?」


「メールしたよ☆」


「本当によかったよね…松井のせいで何回凜が泣いたことか(笑)」


「本当だよね…いっつもごめんね。でも玲には感謝してるんだよ?いつも、泣きながらの相談聞いてくれてありがとね。」


「聞くに決まってんじゃん!だってあたしの親友だもん!!って朝からしんみりしないでよ(笑)」


「そうだね。」


「あっ!あれ松井だ-!」


「本当だ!また後輩たちが見てるよ-(泣)」


「いぃじゃん!誰が見てようと彼女は凜なんだから…堂々としてないととられちゃうよ?」