「俺もごめん…。でも、この気持ちわかってくれよ…」


「スッゴく気持ちはわかるんだよ?でも、私だって、藤原君が私を好きなくらいいや、それ以上に龍斗君が好きなんだよ…私の気持ちもわかって??」


「そうだな…あぁ-俺ダッセ-」


「私藤原君はいぃ友達だと思ってるよ。だから、これからも友達でいてくれないかな?」


「うん!って言うか、これバツゲームなんだ(笑)」


「は?」


「俺と俺のダチで、賭けてたんだ。誰が一番早く南を落とせるかってね…」


なんか、不気味な笑顔で近づいてくる


やだっ!


怖いよ…


助けて!!


龍斗君!!


後、数cmで藤原君にキスされる…


私は必死で抵抗したんだけど、男の子の力には勝てなくて…


藤原君にキスされた後、藤原君はまた不気味に笑って、


「俺の勝ち-」


って言った…


最低すぎて、涙が溢れた…


そのまま私が泣き崩れていると、


ガラガラッ


勢いよく扉が開いた。


私はとっさに振り向くと、


龍斗君の姿が…