手が震えて上手く文字が打てなかった…

こんなにもメールを打つのに時間がかかるとは思わなかった…


なんて返ってくるんだろう??


すごくすごく不安で胸がドキドキして、部屋に流れている歌が切なすぎて涙が溢れた。


一人じゃどうしようもなく寂しくなって玲に電話した。


『もしもし?』


「玲ー…っく」


『凜??どうしたの?』


「うぅん。なんでもない。声聞いたら安心した…ごめんね。」


『なんでもないわけないでしょ?泣いてるじゃん!何があったの?』


「龍斗君からメール来たんだけど…」


玲には全部話した。

『そっかぁ…』


「それで、まだ返事来てないんだ…」


『ほんとにアイツは何してんだろぉね??』


「それで、不安で仕方なかったから玲に電話したの。」


『電話に出たらいきなり「玲ー」って言って泣くんだもん。びっくりしたよ…』

「ハハハッ(笑)ごめんね…なんか、玲の声聞いたら余計に泣けてきたの。」


『なんだそれ(笑)でも、声聞いて安心したって言われたときは嬉しかったよ。私って頼りになってるんだって…(笑)って言うか、さっき会話成り立ってなかったよね(苦笑)まぁいいけど…』


「玲は頼りになるよ!!お姉ちゃんになってほしいぐらいだよ…成り立ってなかった??私玲の話聞いてなかったのかな(笑)」