どうして??


さっきまで、いつもの二人だったじゃん…


なんで??


ねぇ、どうして??


私バカだからわかんないよ…


これで、終わっちゃうの??


そんなの嫌だよ!!


好きで好きでどうしようもないほど大好きで…


その場に立ち尽くしていたのに気がついて、走って家に帰った。


部屋に駆け込むと布団にくるまって、声をおしころして泣き続けた。


~~♪


玲から電話だ…


「もしもし…」


「もしもし凜!?」


すごく焦っているのが声でわかる。


「うん…どうしたの??」


「どうしたの?じゃないでしょ??凜大丈夫なの??」


もしかして、龍斗君との事知ってるのかな??


「なにが??」


「今から家行っていい??」


「いぃよ?」


「じゃぁ、ちょっと待ってて!」


そう言うと一方的に電話がきれた。


すると、5分もしないうちにインターホンが鳴った。


私が鍵を開けると、すごい勢いで抱きついてきた。


お母さんだったらどうするんだろう(笑)