「え--??ないない。川崎さんか玲だよ!」


「それこそないよ(笑)」


「本当に誰となるんだろ??」


「ねぇ先生??かぶったところはその中のひとから女子が選ぶってどうかな??」


「いぃねぇ…男子もそれでいぃか??」


「は-い!」


玲!ナイスアイデア!!


だってもし、もしだけど龍斗君が私を選んでくれてて、玲が言うみたいに、他の男子も私を選んでくれてたとしたら、じゃんけんで決まっちゃうんだよ??


そしたら、龍斗君が負けちゃったら、ペアになれないもん…


ちょっと不安だったんだ…


あっ!でもこれは、仮のはなしだから…


私を選んでくれる人なんてそんなにいるわけないけど…


「よし!!決まったぞ!!女子見に来い!」


もう、心臓壊れちゃいそう…


よしっ!


誰と??




え--!!


嘘だ…


こんなに??


クラスの半分くらいの男子が私の名前のところに書いてある…


こんなの、他の女子のが決まらないじゃん…