何気なく隣の彼女を見る










切れ長の綺麗な目



スッと高く形のいい鼻



小さくぷっくりした唇



それでもって陶器のような綺麗な白肌







どのパーツをとっても綺麗だ








凡人なら地味になってしまうなんの飾り気のない短い髪型でも人を惹き付けてしまう彼女












改めて見ると余計に綺麗だと思った















ボーと見とれていると振り向いた葉月ちゃんと目が合った






葉『…なんですか?』




光『えっ? いやなんでも…』




それからまたしばしの沈黙…






葉『じゃあ、あたしはここで』



光『バイバ〜イ。また明日ね』



葉『はいっ。また明日。』




葉月ちゃんと駅で別れて帰路につく









なんか妙に落ち着いた子だな





そこらの今風の女の子とは違う気がする






そんなことを考えながら家へと向かった