水遊びや木馬ごっこ

鉄砲飛ばしが好きな

ライにいつも標的にされ

泣きながら逃げ回っていた

バクが

迷い込んだ森には・・・


見渡す限りの黄色い実が

たわわに実り

芳しい香りがむせ返る・・


<うわ~! すげ~!

おいしそうだな~!

この匂い・・・>


あまりの甘い匂いに

思わず倒れそうになった時


風にのって女神たちの歌声が・・


ーーーさぁ。。。お食べなさい

この実を食べたら貴方は

強く逞しく・・・永遠なりやーーー


その美しく響く誘惑の歌声に

我慢できずに

熟れたその果実に手をのばした

その時・・・