「そんなこと言わずに・・」

そこに入って来たのは

精力、いや、勢力絶大の

東の国ユアサのクリ王だ。


「ライ姫や。

おお!美しい!

今日はめでたいのう!

バク王子と

わしの旧知の親友である

父上のナン王が

わざわざみえるのだから

失礼があってはならんぞ。」


「母君は?」


「プリクナスは、もうすぐ

子を産む故、控えておる」


<あ~、そうだ

母さんは9人目の子を

身籠ってるんだっけ・・?>