「食べた者はおらんが・・

おそらくその者たちは

マンゴーの魔術にかかり

生涯その力に

惑わされるであろうの~。

まだ年のいってない者は

効力が現れるのが遅いのじゃ。

もし、おなごと二人で

食べたりしたら・・・」


爺ちゃんはニターっと

崩れるような笑いを浮かべ


「どうなるか・・・

わからんの~」


と言ってバクの頭を撫でた。


バクは、プルプル震えて

その場に立ち尽くした・・・


恐くて思わず

おしっこをちびりそうになった