「どうしたんだよ…!!

らしくねぇじゃん

泣く程ツラいのかよ!?」




「違う……分かんないけど…蓮に行ってほしくないの…」



「そういうことは好きな奴に言うもんだろ?

悪いけど時間ねぇんだわ…」



「………でも寂しい」




「そんな可愛いこと言うと食っちゃうよ?」



─ちゅっ



私のオデコに優しくキスをして



─バタンッ



蓮は部屋から出ていった